ごあいさつ

公益社団法人調理技術技能センターは、「調理師法」並びに「職業能力開発促進法」の規定に基づき、厚生労働大臣の委託を受けて調理技術・技能の評価に関する業務(国家試験「調理技術技能評価試験」)等を実施することを目的として設立された公益社団法人です。会員団体の協力のもと、調理技術・技能の普及と関連事業の実施に努めております。

「調理師法」並びに「職業能力開発促進法」に基づく、専門調理師・調理技能士の認定・合格証書交付数は、現在3万9千件超となっております。

また、当センターでは、平成17年に施行された「食育基本法」に基づき、地域における食育推進活動のリーダーとして活躍できる人材を育成するため、専門調理師・調理技能士を対象とした「専門調理食育推進員認定講座」を開催しております。現在、「専門調理食育推進員」は約5千名、「専門調理食育推進指導員」は約150名が認定されております。この名簿を各都道府県に送付し、料理教育や食文化の継承といった食育推進活動に活用していただくようお願いしております。

なお、平成20年6月には調理師試験の指定試験機関に指定されており、各都県より委任を受け、調理師試験を実施しております。今後も各県の委任を受けて、全国的に調理師試験を実施し、調理師の資質の向上に努めることとしています。

今後とも調理技術技能評価試験、調理師試験及び専門調理師の講習講座等の拡充を行い、専門調理師・調理技能士・調理師の技術向上に努めてまいりますので、各位のご理解とご支援をお願いする次第でございます。

公益社団法人調理技術技能センター
理事長 宇都宮 久俊